セカンドパートナーは、既婚者同士の肉体関係を伴わない恋愛、というイメージも強いのですが、一方で既婚女性×独身男性、既婚男性×独身女性という組み合わせもあります。
セカンドパートナーについてはこちらの記事もお読みください
ではセカンドパートナー、一方が独身という場合はどのようなお付き合いの仕方をしていくのが好ましいのでしょうか?
一線を越えないためにも心がけておきたいことをお伝えしますね。
【体験談】
では、ここではまず既婚女性×独身男性のケースに触れてみたいと思います。
既婚女性×独身男性のケース
相手の男性は15歳年下
私のアルバイト先に勤務していた男性で私がバイトを始めたときに色々教えてもらってから仲良くなり、相手は「可愛くてただ好き。結婚とかは考えていないから付き合ってほしい」と言われてバイト終わりに飲みに行ったりなどしています。
たまに彼が一人暮らしのマンションに出向き、食事を作ることもあります。
年齢が離れていることもあり、もちろん、彼のことを好きだという気持ちはありますが、先のことは全く考えられないので、今が楽しければいいかな、という考えです。
相手が無茶なことも言ってこないし、バイト中は定期的に会えるので、今の関係にとても満足しています。
相手はバツイチ
私のセカンドパートナーは学生時代の同級生ですが、バツイチ独身で子どもはいません。
彼はもう結婚はするつもりはないそうですし、私にも別に離婚などせず今のままでいてほしい、お互い体が元気なうちは会おうね、というような関係。
同年代で話も合うし、一緒にいると気楽です。また彼はいくつか仕事を兼業していて忙しいですがお金もあるので、二人で会うときには思いっきり贅沢をしています。
たまに会って食事をしたりワインを傾けたりする間柄ですが、私にとってはなくてはならないセカンドパートナーです。
夫の会社の人
夫の会社に40近くで独身の男性がいました。
夫はその人のことを気にして我が家の夕食にたびたび呼んでいましたが、ある日、夫の帰りが遅くなり、二人で食事をとっていると彼に好意があることを打ち明けられました。
私も「仕事もできてスタイルもいいし、この人はどうして独身なんだろう」と不思議に思っていましたが、彼の話だと「今まで結婚したいと思うような人がいなかったから」とのこと。
私に対しても、好意はあっても先輩の奥さんだし、絶対に一線は超えるつもりはないけれど、美味しい料理を定期的に食べたいし、会いたいと言われました。
彼の胃袋をつかんでしまったのかもですが、そう言ってもらえて料理をつくる張り合いも出てきました。
彼の気持ちを知らない夫はのんきなもので「いつでも食べにくればいいから」と言ったものですから、夫の出張中も彼は夕食を食べに我が家にやってきています。
続いて既婚男性×独身女性のケースです。
同じ職場で働く女性
彼女はバリキャリでとにかくすごい量の仕事を毎日こなしている僕の上司。
最初は憧れの対象でしたが、次第に彼女のことが気になって仕方がなくなりました。
僕は結婚しているので奥さんを悲しませたくもないし、でもこの胸のときめきはなんだろう、と思っていたとき、仕事が終わり上司に誘われて二人で飲みに行ったときに彼女の可愛い面を見てしまい、一気に好きになりました。
驚くことに、相手も僕に好意を持ってくれていたようなのですが「私は誰とも結婚する気はないし不倫は嫌だから心だけの関係にしようね」と言われ、僕自身もその関係性に納得しています。
たまに彼女の愚痴を聞いたり、彼女を励ましたりする存在で、僕は幸せです。
昔付き合っていた女性
昔の恋人がまだ独身だった、ということが人づてにわかり、妻には内緒でこっそりと会う約束をしました。
確かに昔よりは老けたなあとは思いましたが、色気も出ていてなんといっても気遣いや優しい言葉がけは妻にはないものでした。
彼女も僕のことを時々気にかけてくれていたとわかり、その後、たびたび二人で会うようになりました。
彼女は病気のせいで子どもが産めなくなり、出産は諦めたし結婚も無理かなと思っているようでしたが、僕との恋を楽しむよ、と言ってくれて僕自身もとても嬉しかった。
第二の青春、という感じです。
本当に心が揺さぶられる女性との出会い
私は仕事柄、20歳前後の女性との接触が多いのですが、そこで知り合ったある女性に最初から心を奪われました。
ただ、親と子くらい年齢が離れているのでさすがに自分の気持ちを伝えることもできず、ただひたすら彼女には気づかれないように彼女のことを目で追っていました。
そんな中彼女から好意を打ち明けられ、職場以外でも会う関係となりましたが、理性で私は自分を抑えているところもあります。
彼女をぎゅっと抱きしめたい、触れていたいとは思いますが、不倫はしたくないし妻とも別れる気はないので、この淡い恋心を持って墓場まで行ければという覚悟です。
どうしてセカンドパートナーが独身なの?
人の気持ちはそれほど簡単にコントロールはできないもの。
自分は既婚者で相手がたまたま独身だった、という場合がほとんどです。
中には「相手に誰もいないと思うと、なんだかほっとする」という方もいました。
セカンドパートナーとして気を付けておきたいこと・心がけ
では、既婚×独身のケースで付き合う上で気を付けておきたいことはなんでしょうか?
(1)離婚する気がないことを伝えておく
既婚者は自分が離婚する気がないことは、たびたびにおわせておく必要があるでしょう。
最初はピュアな恋愛だと思っていても、どこで相手の気持ちが変わるかわかりません。
結婚を期待させるような言動は慎むべきです。
(2)相手に別の好きな人ができたら身を引く
相手はもしかすると結婚したい相手と今後出会うかもしれません。
あなたからすると辛い選択になるかもしれませんが、相手のことを本当に愛しているなら、潔く身を引くべきでしょう。
(3)自分が配偶者がいることは忘れない
自分には大事な人が2人いる、と心得ておくべきでしょう。
セカンドパートナーだからといって、自分の身の上をわきまえずに過度の嫉妬や束縛をしてしまうと、独身者からすると「勝手なことを言っている」と呆れられてしまいます。
節度を持って好きな人と接しましょう。
(4)相手を自分と同じように思わない
自分は土日は自由がないかもしれませんが、相手は土日しか自由がないかもしれません。
つい自分が既婚者の立場でそういった考えで相手と接していないかなど、時々振り返るべきでしょう。
相手を思いやる気持ちがあるからこそ、セカンドパートナーの関係は長続きするものです。
まとめ
既婚者同士のセカンドパートナーが多いと思われていますが、意外と、どちらかが独身、というカップルもいるようです。
お互いが既婚者ではない分、パワーバランスが難しいかもしれません。
しかし、相手のことを思いやる気持ちがあれば、セカンドパートナーとして長続きすることでしょう。