セカンドパートナーをマッチングアプリで探すというのはどうなのでしょうか?
私が占い師の仕事をしていたときに、多少ですがマッチングアプリでセカンドパートナーと出会ったという方もいました。
(ちなみにですが、恋人や結婚相手、不倫相手をマッチングアプリで見つけた、探したことがあるという方は比較的多かったです。マッチングアプリでの出会いはかなり裾野が広がっているイメージですね)
純愛を求めるセカンドパートナー探しは、不倫相手やひと時の恋人を見つけるよりも難易度が高いのかもしれません。
またセカンドパートナーと呼び合えるまでに至るには、ある程度相手のバックグラウンドや価値観などを知っておかないと、その境地には至らないのかもしれません。
セカンドパートナーって何?という方はまずはこちらを
しかし「知っている人の中でセカンドパートナーとなりえそうな人がいない」「身近な人と関係を持つのは怖い」という方は、セカンドパートナー探しをマッチングアプリでしているようです。
今回は、元占い師の立場から、マッチングアプリでのセカンドパートナー探しの注意点や、有効な活用の仕方について、お伝えしたいと思います。
マッチングアプリでセカンドパートナーを探すメリット
日常では知り合えない広範囲の人にアプローチできる
自分の身近にセカンドパートナー候補が必ずいる保証はありません。
あなたの運命の人は今は遠く離れたどこかに、または意外とご近所に住んでいるかもしれません。
可能性を広げる、という意味合いでマッチングアプリは有効だと言えます。
最初から「セカンドパートナー募集」と目的をハッキリさせることができる
もともとの知り合いだとどのタイミングでセカンドパートナーに移行するか、なかなか難しいところです。
最初からセカンドパートナーが欲しいと募集をかければ、同じことを考えている人との出会いの確率が上がるので時間短縮にもつながります。
会う前に違和感を感じればすぐに関係を終わらせることもできる
アプリの登録者数にもよりますが、思った以上に連絡が多く来る、ということもあり得ます。
その時はいろいろな人とやり取りをしてみて、ちょっと違うかなと思えば簡単に関係を終わらせる(連絡を取り合わない)ことも可能です。
そういった意味では気軽に広範囲の人と知り合う機会がある、と言えるでしょう。
マッチングアプリでセカンドパートナーを探すデメリット
身バレをしないようにする
個人情報をあれこれ先走って伝えてしまったり、あなたや配偶者のバックグラウンドを伝えないようにしましょう。
あなたを一方的に気に入ってネットで調べたり、つけまわしたり、配偶者にコンタクトをするなど何をされるかわかりません。
(実際にネットストーカーや、自宅近くをうろつかれた、という話も聞いたことがあります)
出会いは気軽な反面、相手がどのような人かすぐに判断するのは難しいため、個人情報は聞かれてもできるだけ答えないようにしましょう。
相手はセカンドパートナー探しじゃないこともある
セカンドパートナー探しと思って実際に会ってみると、何もしないからとホテルに誘われたという話も聞いたことがあります。
あなたは100%、セカンドパートナー探しの目的で出会いを求めていても、相手が全く同じかどうかは会ってみないとわからないということもあります。
(リアルな体験談として、何度か会ったあとに抱きつかれた、ホテルに誘われたなどガッカリする体験をした方も複数いました)
相手のバックグラウンドを知らないので危険性が高い
例えば、もともとの知り合いであれば、セカンドパートナーの家族や友人、出身校や会社を知っているなどもし何かあれば連絡をとる、助けを求める手段はありますが、
相手が素性を明かさない限り、相手のバックグラウンドを全く知らない状態で付き合うこともありえます。
そのため問題が起こった場合や犯罪など、なにか起こったときにすべて自己責任となる可能性があり、相当リスクが高いと言えます。
マッチングアプリでセカンドパートナーを探すときに気を付けたいこと
ここではマッチングアプリでセカンドパートナーを探すときに気を付けたいことについて書いてみたいと思います。
(1)会うまでは自分の本名や住所、配偶者の詳細など相手に伝えない
うっかり配偶者の勤める会社を伝えてしまったり、自分が「◎◎市■■町に住んでいる」というような情報や最寄り駅を伝えるなど控えましょう。
執念深い人や執着心の強い人はあなたを諦められずにそうしたアプリ上からの情報であなたを特定し、付け回す・探す可能性もあります。
(2)会ってからも最初の何回かは様子を見る
会ってからすぐに聞かれるがままに相手になんでも話してしまうのも気をつけましょう。
世の中はピュアな人ばかりではありません。
聞かれて答えにくい場合は、逆質問してみましょう。(例:どこに住んでるの?と聞かれたら、あなたはどこに住んでるの?というように相手に聞き返しましょう)
(3)違うと思ったらさりげなくフェードアウト
無理してお付き合いする必要はありません。
会ってみて「雰囲気が違う」と思えば早めに連絡を取り合わないようにするほうがベターです。
その際に相手を怒らせないように、相手のプライドを傷つけないように気を付けましょう。
(4)相手から切られても傷つかない
マッチングアプリであれば出会いの数は多いかもしれませんが、それだけ、回転も速いと言えます。
自分がいいなと思っていても、相手はあなたを切ってくるかもしれませんし、初めて会ってからその後連絡がとりにくくなったということもあり得ます。
出会いが簡単な分、縁を切られるのも簡単なのです。
自分が感情が入ってしまった後に相手に切られたとしても、深く傷つかないようなメンタルがないと、マッチングアプリは厳しいかもしれません。
マッチングアプリでセカンドパートナーを探すのは難しいな、と思ったら、さっとやめてしまうくらいの気持ちを持ちましょう。
マッチングアプリでセカンドパートナーを見つけた人の体験談
ではここから、マッチングアプリでセカンドパートナーを見つけた人の体験談(いい体験談、よくない体験談)どちらもお伝えしたいと思います。
「運命の人と出会えた」
マッチングアプリで出会った人はなんと、全く生年月日が同じ人でした。
彼は横浜、私は地方と距離は離れていましたが、彼が出張で関西にきたときに二人で大阪で会うことになりました。
初めて会った瞬間、顔を見て「この人だ!」と私はひらめきました。
相手は大人しい雰囲気の人でそれほど関係をリードしてくれるようなタイプではありませんでしたが、二人で喋っている時間は至福を感じる時間でした。
話をしてみると血液型も同じで、顔や見た目は似ていませんが、二人はツインソウルかなと私は勝手に感じています。
「お互いにセカンドパートナーを探していた」
アプリでやり取りしていたときから、すごくタイミングもいいし、彼の言葉をとても優しいと感じていました。
実際に会ってみると私より15歳年上で渋いタイプの男性で、文字のイメージとは異なっていてそのギャップにもやられました。
でも二人っきりのときにはたまに甘い言葉やキザなセリフも言ってくれて、私は冗談めかして茶化すのですが、彼にじっと見つめられるとドキドキします。
彼は家庭内別居中で奥様とはほとんど顔を合わせることがなく、休日も家にはいないので語り合ったり遊びに行くセカンドパートナーを探していたとのこと。
いやらしい雰囲気も一切なく、さりげなくエスコートしてくれる姿は大人の男性のゆとりだな、と感じることも多いです。
たまたまですが、マッチングアプリで最初にやり取りした人がいい人で、よかったです。
「偶然にも夫の知り合いだった」
マッチングアプリで意気投合した人と実際に会って、私が苗字を名乗ると相手が少し変な表情をしたので、アレ?と思いました。
彼が遠回しに私の配偶者について聞いてきたのですが、なんと彼は私の夫の仕事関係者と判明。
少し珍しい苗字なので多分、苗字を聞いて気になったのでしょう。
私も夫にバレると困るし、相手もまずいと思ったのか、一度会ってそれっきりです。
まさかの夫の知り合いでそれからマッチングアプリはアンインストールしました…。
「ホテルに誘われてガッカリ」
アプリでやり取りしていたときは紳士的でした。私の悩み相談にも乗ってくれて私はかなり彼に精神的に頼っていたと思います。
彼に興味が湧いて、一度会おうという話になり、二人で飲みに行きました。
最初は普通だったのですが、酔っぱらった彼はだんだん下ネタを喋るように。
私はそうした会話は求めていなかったので、帰ろうかなと言うと「見た目も性格もすごいタイプなんだ。このあとホテル行かない?」とストレートに誘われたのでお金を置いて店をダッシュで出ました。
お酒のせいなのかもしれませんが、アプリの時とは雰囲気がまるで違い、会わずにずっと画面上だけでやり取りしていればガッカリしなかったのに、と後悔しています。
まとめ
マッチングアプリでセカンドパートナーを探すのはメリットもデメリットもあります。
ただ、いい人ばかりがいるとは限りませんので、注意をしながら出会いを探すにはいいかもしれませんね。