浮気や不倫をされてしまい、怒りや悲しみなど強い感情に襲われたあと「もういっそ諦めてしまおうか」と投げやりになることもあるでしょう。
浮気をした夫を許す、または離婚してしまう。
自分さえ我慢すればこの生活はまた元通りになるはず、金銭面での安定も保てるはず…。
保守の気持ちから夫のしたことに対して諦めてしまうこともあります。
しかし本当に諦めてしまってよいのでしょうか?
男の浮気の一つや二つ、と考えて自分の気持ちを押し殺していませんか?
サレ妻になり「仕方がない」と諦めてしまおうと思っているあなた。この記事を読んで少し考え方を変えてみましょう。
サレ妻なのに相手を許してしまう理由
夫に浮気や不倫をされて諦めてしまう、相手を責めない妻もいます。
しかし「責めない」というよりは「責められない」というほうが正しいかもしれません。
ではあなたがこのまま諦めて夫婦はどのような進路が予測されるでしょうか?
(1)バレたので夫は浮気や不倫をやめる
(2)夫は浮気や不倫をこのまま続ける
(3)夫が逆切れして離婚を迫ってくる
(4)夫が居直って堂々と浮気や不倫をするようになる
夫との関係を再構築し、浮気や不倫がなかったことにしたい人は(1)になることを心で願っているかもしれませんが、実際には(2)~(4)の末路を辿ることが可能性としては高いのです。
浮気をされて諦めようとしているあなた、こんなタイプではありませんか?
・夫に家計を握られている
・夫に捨てられたらと怖くて相手を責められない
・自己肯定感が低い
・変化する勇気がない
・浮気されたのは私にも非があると過剰に気にしている
3つ以上当てはまる方は夫婦関係以外でも人生において、諦めがち・自分の人生を人に明け渡しがちで生きていると言えます。
サレ妻になったことは辛いことですが、もしかするとあなたのこれまでの生き方を変える一つのきっかけとして起こった出来事かもしれません。
浮気や不倫をしても夫が現状維持をしたがる理由
「私のこと、もう好きじゃないなら浮気相手のところに行けばいいのにどうして夫は何もなかったようにふるまうの?」とイラつくことがあるかもしれません。
実は浮気をする男性のほとんどが「妻と離婚するつもりはない」というレベルの浮気や不倫なのです。
占い師をしているときにもダブル不倫をしている女性が「彼が離婚するかどうか視てください」と質問することがとても多かったですが占ってみると9割以上が「離婚するつもりはない」と出ます。
(ご依頼者様が傷つくのでそこまでストレートには伝えませんが、難しそうとはお伝えしていました)
実際に不倫をしている方で略奪婚をした事例は相当少なく、また略奪婚をした方も次にまた自分がサレ妻になるというパターンも何度か見聞きしました。
では浮気や不倫はするのに夫はどうして離婚に踏み切ろうとしないのでしょうか?
離婚に踏み切らない理由は大きくわけると下記の3つに要約されます。
理由その1 今の生活を手放したくないから
子どもがいる、自分の生活を支える妻がいる、そういう状況を捨ててまで不倫相手と一緒になりたいという考えは稀です。
結局、ちょっとしたスリルは味わいたいものの変化を嫌がるのはシタ夫のほうも同じなのです。
理由その2 浮気相手はあくまで浮気で本気ではなかったから
様々な条件を天秤にかけてみると浮気相手のために家庭を捨てるというケースは実はあまりありません。
そもそも離婚を前提に不倫や浮気を始める男性は少ないのでそういった意味では「火遊び」というニュアンスが近いでしょう。
理由その3 離婚となると大変だから
妻に対しても愛情が冷めてきているとしても実際に離婚となると子どもや住居、慰謝料や財産分与などとてつもない労力がかかります。
浮気をなかったことにしてできれば離婚したくない、めんどくさいからと考える男性も多いものです。
夫は離婚を選択しない場合がほとんど。あなたは諦めてこれからも生活を共にする?
占い師の仕事をしていたときにも実際に、浮気や不倫が原因で離婚をするケースはそれほど多くありませんでした。
妻の我慢や努力、もしくはどちらともの努力により、夫婦関係を再構築し継続するパターンが多いのです。
サレ妻の立場になり、惰性でこのまま人生を送っていこうかと考えているあなた。
いかがでしょうか?
夫が離婚をするつもりがないなら、とことんわがままになる、自分の感情をぶつけてみる、夫につぐないをさせる。
もっと自分の本音を出して相手にぶつかってもいいのではないでしょうか?
諦めず、もし夫婦関係を継続したいなら、この際言いたいことを言いやりたいことをやるほうが、今後の浮気や不倫の抑止力になるかもしれません。