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結婚生活に妥協は必要?我慢するべき?後悔しない結婚生活を送るための5つの心得

今まで別々の環境で暮らしてきていた二人が一緒に暮らすことになると、生活スタイルや価値観の違いもあり、万事がいきなりうまくいくということはあまりないことです。

最初は多少ぎこちないとしてもせっかく結婚して夫婦として暮らすわけですから、円満な結婚生活を送りたいと誰しも願うものですよね。

今回は結婚生活と妥協について考察し、後悔しない結婚生活を送るためにどのようなことを心がければいいのか具体的にお伝えしていきます。

結婚生活の妥協とは?

「妥協」
意見の相違で話が進まなくなった時に、どちらか一方が自分の主張を取り下げたり、お互いが歩み寄って譲れる部分は譲るという意味 
(参考:Wikipedia)

なんでもかんでも妥協することは自分を押し殺すことになるのでオススメはできませんが、誰かと所帯を営んでいく、一緒に仕事する仲間とは良い人間関係を構築するためにも多少の妥協が必要なことは、大人なら誰でも理解できることですよね。

生活習慣や金銭面、価値観に対する妥協(歩み寄り)はとても大事だと言えます。

妥協は決して悪いことや間違いではない

「妥協する」と聞くとなにか悪いことのようなイメージを抱いてしまいがちですが、はたしてそうでしょうか?

相手のことを思いやる、大切にしたい、できるだけ円満にそして楽しい家庭を築きたい、と思った時にはお互いに多少の妥協は必要だと言えます。

では、実際に結婚生活を送っている人たちに何を妥協してるか、我慢ができるかどうかをリサーチしてみました。

【女性側の意見】

夫は連絡無しに自宅で夕食を食べないことが多く、よくイライラしていました。
以前は私がLINEで夕方には夕食を食べるかどうか確認していましたが、確認するのも面倒になり、
今では夕食と朝食分を多めに作っておき、夫が夕食を食べるならそこから好きなものを出してきてもらい自分で夕食は摂ってもらっています。
後片付けはやれるようになったので、成長したということにしたいと思います…。

夫は電気をつけたままで寝るなど、とにかくあちこち電気をつけっぱなしにします。
結婚当初は私も口うるさく注意していましたが、だんだん面倒になってきて私が自分で消しています。
「気になったほうがやればいい」という姿勢で結婚生活を送っています。

無駄遣いの多い夫。とにかく趣味や飲み会などに贅沢にお金を使ってしまい、しょっちゅうガミガミ夫を叱っていました。
夫から「お金を使えるから頑張って働こうと思えるんだよ、節約生活なんて幸せじゃない」と言われて、ハッとしました。
夫の浪費癖を全肯定する気持ちにはまだなれていませんが、夫がある程度散財しても「頑張って働いてくれてありがとう」と心で思うことにしたら不思議とイライラは収まりました。

【男性側の意見】

妻がシーズンごとに洋服を買い替えたり、自宅のインテリアで明らかに高級品を買ったりするのが気になっていました。
「もうちょっと物を大事に使ったら?」とか「ちょっと買い物しすぎじゃない?」と注意をしたら「自分なりに考えてお金を使ってるのに文句を言われたくない」と反論されました。
聞いてみるとポイントを使用したりフリマアプリを使ったりなど自分で工夫して無駄遣いしないようにしていたとのこと。
妻が楽をして自分だけが辛いと勝手にとらえていましたが、妻の気持ちも尊重したいと思いました。

自分の親のことを妻に任せっきりで、ある日妻に「私はあなたの両親の子どもじゃないんだからこんなことまでしたくない!」と怒りをあらわにされました。
どうやら僕が把握していないところで妻に車で送り迎えをさせたり、用事を言いつけたりと僕の両親は妻をこき使っていたとわかりました。妻なりに何か月も僕に気を遣って黙っていたようですが、さすがに妥協の範囲を超えたようでした…。

妻の料理があまり美味しくないので帰宅時スーパーでお惣菜をたびたび購入して夜の食事に彩りを添えていたつもりでした。
しかし妻には僕が無駄遣いをしていたり、体に良くないものを好んでいると心配していたようで、総菜を買うのをやめてほしいと言われ、僕自身は妻を傷つけたくなくて黙っていましたが、意を決して「料理があまり美味しくない」と伝えると、かなりショックを受けたようですが、それからYouTubeを見て劇的に食卓に並ぶ料理の質が変わりました。
自分では相手に気遣っていたつもりでも言わないことも良くないなあ、と実感した出来事でした。

何が妥協ができて、何は妥協できないかは、しっかり意識して

男性も女性も「自分だけが我慢している」「自分は妥協しているのに相手は気遣いがない」とイライラする前に、冷静に「自分は何に対して妥協ができないのか」と考えてみるのもよいでしょう。

妥協とは違う、きちんと守るべき夫婦の「境界線」

夫婦と言えども、何から何まで相手のことを把握したい、支配したい、知っていたいというのは異常とも言えます。

お互いに感性が違うもの同士ですから、生活を共にする上で徐々にお互いの価値観や行動を理解して、良い妥協ができるようになればいいのですが、では夫婦と言えどもどのような「境界線」が必要なのでしょうか?


ここでは「やってはいけない夫婦の境界線越えの行動」について、お伝えします。

【NG行動】

・スマホ、パソコン、銀行のパスワードなどを聞き出そうとする・知りたがる

・配偶者宛の封書などを許可なく開封する

・配偶者の友人や会社関係者のことを詮索する、勝手に調べる

・配偶者の親族や友人、会社関係者の悪口を言う

夫婦でも守られるべきプライベートもありますし、相手に知られたくないこともあるでしょう。
相手が嫌そうにしているなど、態度を見て踏み込み過ぎないことも重要です。

心地よい関係を築くために…後悔しない結婚生活を送る5つの心得

最後に具体的にどのようなことを心がければよいかをお伝えしていきますね。

自分の価値観やセンスを無理やり押し付けない

二人の間で通用するルールを作る

相手の人間関係など干渉し過ぎないようにする

理解されようと頑張るのではなく、相手を理解しようと努める

どうしても譲歩できないことや妥協できないことはきちんと言葉で伝える

まとめ

いかがでしたでしょうか?
何も波風の立たない夫婦なんて、この世に皆無のはずです。
皆さん、なにかしらの問題を抱えていたり、乗り越えていたりしながら、今の結婚生活を営んでいるのです。
妥協も多少は必要ですが、妥協だけではなく、大人として個人個人の線引きをしっかりとしながら、夫婦円満の関係を築き上げたいものです。

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