私が占い師をしていたときには2割程度は男性のお客様でした。
「占いなんて女性がするもの」と思われるかもしれませんが、誰にも言えない悩みや相談を占い師にする男性も、近年は増えています。
男性からもよく聞く「結婚生活の不平不満」「結婚生活のストレスについて」ですがさて、男性はどのようなストレスを結婚生活に感じているのでしょうか?
女性とはまた違う視点での感じ方、ストレスの感じ方をしていました。
実際に聞いた話を交えて詳しくお伝えしていきます。
男性が結婚生活でストレスを感じる瞬間
お金の使い方がうまくないのに家計を仕切ろうとする
お小遣い制なので渡された金額でなんとか自分でやりくりしてますが、妻の金銭感覚には疑問を持っています。
きちんと貯金しているかと思ったら友人に勧められたという暗号通貨を買っているなど僕からすると無駄遣いだとしか思えず、自分が稼いできたお金を余計なことに使って、とイライラした気持ちになります。
他の家庭と比較する
「○○さんのおうちは旦那さんが毎食作ってくれるんだって」など他の家と比較されるとあまりいい気はしない。
人は人、自分は自分なのに。それなら俺も妻に言いたいことはたくさんある。
身だしなみに気を使わなくなる
結婚するまでは毎日きちんと化粧をしていたのに結婚した途端に、髪の毛のカラーリングもしない、マニキュアは汚いまま、だらしない服装で毎日過ごしているなど見た目が劣化した。
詐欺だと思う…。
親に頼りすぎている
僕がいない間に母親に来て家事や育児を手伝ってもらっている。
帰宅して義母がいるとこちらも気を遣うし、二人で新しい家庭を作ったのだから、あまり親にベッタリなのもいかがなものかと感じる。
もう少し自立してほしい。
感謝の気持ちを感じられない
偉そうなことを言うつもりはないのですが、男は働いて稼いできて当たり前、という態度を取られるとムッとします。
結婚当初は給料日に少し豪華な夕食にしてねぎらいの言葉もあったのですが、いつの間にか僕が外で働いて稼いできて、自分を養うのが当たり前というような言葉を出すようになって、妻のために一生懸命働く人生で自分はいいのか、という疑問が今はある。
子ども第一で自分をないがしろにされる
子どもの習い事や食事にはとても気を遣っているけれど、俺の弁当は前日の残り物を詰めただけとか、差をつけすぎている。
一生懸命外で働いているし、もう少し労わってほしい。
家事が下手、家事を放棄している
頑張っているのかもしれないけれど、掃除が適当、料理が不味い。
家に一日いて、なにをしているのか問いただしたくなるほど、帰宅したときに家の中がごちゃついているとドッと疲れが押し寄せてくる。寝る前にせっせと掃除する自分が細かい性格なのか、妻がダメダメなのかよくわからなくなる。
詮索が激しい
浮気を勘繰られたり、スマホを勝手に見ようとする。
やましいことは何もないので、疑われることが続いてだんだん相手に対しての信頼を失ってきた。
気分のアップダウンが激しい
帰宅したら急にケンカ腰で話しかけてきたり、落ち込んでいるときには何も話しかけてこない。
結婚してからこんなにアップダウンの激しい性格だったのかと気づいて腫れ物を触るようなときもあり、家にいてもぜんぜん落ち着けない。
浮気をしている
妻は僕に気づかれていないと思っているけどゴミ箱に明らかに一人ではいかないような場所のレシートやチケットが捨てられていたり、
新しい洋服や下着が増えている。
本人の趣味じゃないカバンや靴を見たときに「多分買ってもらったのだろうな」と思いつつ、本人には問い詰めずにいたけれど、もう少しばれないように賢く隠してほしい。
結構傷ついています。
夜の生活のタイミングが合わない
僕はあまりしたくないのに誘ってくるところ。断る理由がだんだん無くなってきた。
僕はしたいと思っているのに、妻に毎回断られる。OKの日には僕にもわかるようにサインを出してほしい…誘い続けるのも心が折れます。
男性が結婚生活でストレスを感じたときにとる行動
心当たりがないのに、最近なにか夫の様子や態度がおかしい。
それは夫が結婚生活のストレスを暗にかもし出しているサイン。
早めに気づいて、適切な対処をしないと、取り返しのつかない状況になるかもしれません。
同じベッドで寝なくなる、寝室を分ける
同じベッドで寝ていたのにソファや別の部屋で寝るようになるなど、さりげなく共に過ごす時間を男性が増やしてきたのならそれは「物理的に離れたい」というあらわれです。
1度や2度なら様子を見てもいいですが、続くようでしたらあなたに対して不満がある証拠です。
家に帰ってくる時間が遅くなる、帰ってこなくなる
家にいると居心地が悪いのでわざと残業をしたり、同僚などと飲みに行くなど帰宅時間を遅らせて家にいる奥さんと顔を合わせないようにしてきます。
また、仕事が遅くなるからと理由をつけて友人の家に泊まる、ネットカフェやビジネスホテルに泊まるなど外泊が増える場合もあります。
休日に一人で出かけることが増える
休日家にいると妻と会話をしなければならないので、それが苦痛と感じ一人で出かけることが増えます。
以前は家の中でゲームをしたりゴロゴロして過ごしていた人が急に外出が増えるとそれも妻との接触を極力減らしたいという心のあらわれです。
スマホを離さなくなる、スマホに暗証番号の設定
浮気まではしなくても出会い系アプリなどで別の女性とのやり取りを楽しんだり、会社の女性と浮気をするなど、スマホの扱いが以前と変わったときは要注意です。
また待ち受け画面が夫婦の写真や子供の写真だったところを別の待ち受け画像に変えるなども、夫の気持ちが家庭外に向いているときの動かぬ証拠です。
男性が結婚生活で感じるストレス、どうやって軽減すれば?
あなたも大人なら、譲歩する必要もあるでしょう。
相手が不満に思っていることをキャッチし、問題解決に取り組んでいきましょう。
自分の不満や相手の不満について話し合ってみる
「なにか言いたいことあるの?」と優しく尋ねてみましょう。
あなたも自分の不備に心当たりがあるなら、「私の○○なところがいけなかった?」と聞いてみても。
あなたが思ってもみなかったことが、男性にとっては不満だったのかもしれません。
体を動かしてみる
普段はインドア派でも、キャンプやBBQ、山登りや海でのアクティビティ、遠出の旅行など、いつもいる家を飛び出して環境を変えてみましょう。
体を動かしてみる、移動することでいつもと気分が変わり、ストレス解消につながったり、また、本音がぽろっと出てくることも。
お酒を飲んでみる
普段はお酒を飲まない、二人で飲まない、という人は家飲みや外でお酒を飲みながら語らってみるのもいいでしょう。
いつもと少しパターンを変えてみて、あなた自身も気分転換をすると◎
夫に優しくする
口には出せなくても、甘えたい・優しくしてほしい、と本心では思っている男性が多いのは事実です。
子どもができて、自分よりも子どもの世話ばかりしていることに不満を抱く男性もいます。
本当は「寂しい」のかもしれません。
一緒にお風呂に入る、抱きしめ合って寝るなど、いつもよりスキンシップを増やしましょう。
お金を二人でパッと使ってみる
日常的に節約生活をしていたり金銭的に余裕がない方におすすめです。
お金がない、お金を自由に使えないというのは意外と強いストレスになるものです。
一日だけと決めて、二人で競馬に行く、高級料理を食べてみる、高額なサービスを受けてみるなど、思い切って散財をしてみるのも一つの手です。
結婚生活は相手への思いやり、協力、機転が大事です!
男性も女性も結婚生活にストレスを感じたなら、無理をせずある時に気持ちを切り替えて自分たちに合ったやり方で、ストレス解消をしたいものです。
夫婦生活を継続していく、家庭を築くということはそうたやすいものではありません。
相手への思いやり、そして二人で家庭を築くという意志のもと、ケの日ハレの日を作りながら、楽しんで歳を重ねていき、幸せな結婚生活をいつまでも送りたいですよね。