2人の結婚生活が始まるとき、同棲を始めて一緒に暮らし始めるとき、些細なことですがベッドをどうするか意外と悩ましいものです。
新婚生活が始まるときに大きなベッドを購入するのか、それとも布団を2つ並べて寝るのか…。
住まいのサイズやお互いの性格・ライフスタイルでいろいろなパターンが実はあります。
今回は新婚夫婦によくあるベッドの悩みや失敗談、他の人たちはどのようなナイトライフを送っているか詳しくお伝えしていきます。
一緒のベッドに寝ている?別々に寝ている?
結婚生活を送っている夫婦に関するとある調査の寝室事情では「一緒のベッド(寝具)で寝ている」が全体の約45%、「別々のベッド(寝具)で寝ている」が全体の約35%、残りが「別々の部屋で寝ている」という結果が出ています。
一緒のベッドに寝ている人の意見
結婚すれば同じベッドに寝るのが当然だと思っていました。
スキンシップも増えるし、ひとりは寂しいから同じベッドで寝たいです。
私と夫、真ん中に子どもが寝て三人で同じベッドで寝ています。夜泣きした子どものケアも体力があるほうが行っています。
別々のベッドに寝ている人の意見
私は神経質なほうで相手の寝息や動き、夜中に夫がトイレに行くとベッドの軋みで目が覚めるので新婚早々、別々のベッドにわけてもらっています。
私の寝相が良くないので夫に別々のベッドに寝ることを提案されました。
夫の帰宅が遅いため一緒のベッドだと一度寝ても夫の就寝時に目が覚めてしまうので結婚数年後からわけています。
別々の部屋で寝ている人の意見
私は仕事で夜勤などもあり、会社員の夫と生活時間帯が違うので寝る部屋を分けています。
子どもが生まれてから子どもの夜泣きもひどいので寝室を分けることにしました。
夫のいびきや歯ぎしりがうるさくて眠れないので別々の寝室にしています。
メリットデメリットをそれぞれの人たちに聞いてみた
結婚した時、引っ越しのタイミングなどでベッドをどうするか話し合うこともあるでしょう。
では実際に一緒のベッドで寝ている人、別々のベッドで同じ寝室で寝ている人、寝室自体を分けている人たちにメリットデメリットを聞いてみました。
一緒のベッドに寝る・一つのベッドのメリットデメリット
【メリット】
・ハグしたり手をつないだり腕枕で寝れるなどスキンシップがとりやすい
・怖い夢を見て目が覚めたときに近くに人がいる安心感があった
・ベッドが占める面積が広いので1か所にまとまっているほうが空きスペースを有効利用できる
【デメリット】
・相手のいびきがうるさかったり寝相が悪いと自分の睡眠の質が下がる
・キングサイズのベッドが重い、模様替えがしにくい、買い替えを躊躇してしまう
・大きいのでマットレス、シーツなどの手入れが大変
別々のベッドに寝る・二つのベッドがあるメリットデメリット
【メリット】
・シングルベッド二つなのでケンカしたら離して寝れる
・部屋のレイアウトがキングサイズやクイーンサイズのベッドより楽
・お互いの好きなベッドや寝具を選べる
【デメリット】
・触れ合う時間が減るので寂しい
・二つのベッドや布団をくっつけて寝ていると隙間が空き寝心地がイマイチなときもある
・子どもが生まれたらシングルベッド二つだと難しそうなので買い替えが必要
別々の部屋で寝るメリットデメリット
【メリット】
・寝る直前まで相手のことを気にせず好きに過ごせる
・部屋の温度調節を自分の好みにできる
・相手を気にせずぐっすり眠れる
【デメリット】
・寝ている間になにかあったら、と時々不安になる
・夫婦のふれあいや会話が減った
・心が離れていくような気がする
ダブルベッドを購入して後悔?大人二人が寝るならクイーンサイズかキングサイズのベッドを
新婚生活を始めて「二人だしダブルベッドで」「部屋が狭いからクイーンやキングは難しい」とダブルベッドを購入してみたものの、意外と狭くて寝返りもうてない、体が縮こまる、というようなお悩みも聞きます。
ダブルサイズだと横幅が140㎝なので一人70㎝と考えるとかなり狭いものです。
子どもと一緒に寝ようと考えるならダブルサイズのベッドやマットレス、布団だと狭いと言えます。
寝室のサイズにもよりますが、基本的には一緒に寝るならクイーンサイズ(170cm ×195cm)かキングサイズ(194cm × 195cm)を購入するべきでしょう。
同居スタート時買って後悔したアイテムの第一位は「ベッド」!?
結婚情報誌の行ったアンケート結果で、同居をスタートするときに買った家具やファブリックのうち「後悔したもの」のアイテム第一位は「ベッド」でした。
新生活を始めるときに「新しいものが使いたい」「いいものを使いたい」と張り切ってベッドや寝具を買ってみたものの、暮らしを続けていく上で発見や気づきがあり、「ああ、やはり◎◎を買わなければよかった」と後悔するパターンも多そうです。
自宅の中でも面積を占めるものですし、少し気に入らないからといってもなかなか買い替えや破棄のチャンスがないため不満が募っていくアイテムになるのでしょうね。新婚生活を始めるタイミングで新しいものが欲しいとしても、少し生活をしてみてから改めて購入する、という方法が賢いかもしれません。
【ベッドでの不満や困ったこと】
夫が転勤族にも関わらず大きなベッドを購入し処分のタイミングも失い、長年大きなベッドを持って引っ越しをしています…。
子どもができて、もっと大きなベッドを最初から買っておけばよかったと後悔しています。
夏、冷房をガンガンにかけたまま夫が寝るのでせめて別のベッドにして離れて寝れるようにすればよかったです。
私は腰痛もあり柔らかいベッドが苦手なのですが夫は固いベッドがダメ。購入するときに夫が折れて固いベッドにしましたがいまだに文句を言われます。
まとめ
結婚生活において意外と重要な問題となるベッド問題。
今もしベッドや寝室、寝具などで気になることがあれば、これを機に断捨離や新しいものを購入もいいかもしれません。
睡眠の質にも関わってくる問題なので、目覚めがすっきりしない、眠りが浅い、起きたときに疲れが残っているなどの不調があれば夫婦で話し合ってベッドを変える、寝具を変える、寝室を変更するなどなにか改善をすると物事が好転する可能性もありますよ!